2021.6.6 (日) 紫陽花
日曜日は平日にくらべて張り合いの度合いが高い。週の中でもっともお客様の多い日だからだ。上澤梅太郎商店の商品別販売数の半分は「らっきょうのたまり漬」が占める。それを明日、どれだけ蔵出しするかは、前日の夕刻に包装係と話し合って決める。蔵出しされたものを蔵から店に運び、冷蔵ショーケースに陳列するのは包装係と販売係の仕事だ。
毎朝、僕は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ出向き、冷蔵ショーケースを拭き、棚を拭き、商品を補充する。各々の仕事に忙しい社員には頼めないからに他ならない。道の駅から帰ると、今度は「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様をご案内すべく、事務室にて待機をする。
今日の朝一番のお客様はふた組、10名様が予約をくださっていた。そのうちの4名様は2度目のご来訪である。初見の6名様も、隠居の場所はご自分でお調べになったらしく、僕の出番は無かった。庭では花菖蒲が終わり、紫陽花が咲き始めているはずだ。
閉店は17時30分でも、それから18時までの掃除中は、店は開けておく。その30分のあいだにも勿論、お客様がいらっしゃれば商売をさせていただく。
今日は18時30分よりめかぶの酢の物と焼き鮭にて晩酌をすることとしていた。しかし明後日の釣り銭の準備に手間取り、4階に戻れたのは18時50分だった。よって晩酌は飛ばして即、カレーライスにありつく。
朝飯 マカロニのクリームチーズ煮、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、揚げた茄子とパプリカ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと長芋の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 蛸とトマトと白インゲン豆とレンズ豆のサラダ、レタスとグレープフルーツのサラダ、「マルサン葡萄酒」の「甲州百2019」、カレーライス、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、Old Parr(前割のお燗)