2021.6.3 (木) 万事簡略化
会社の宴会は、新年会、花見、夏期繁忙期前、年末繁忙期前の、年に4回を開いて30年ほどになる。使う店は、そのときどきでいろいろと変わった。
男子社員は、ほぼ何でも食べる。一方、女子社員には偏食が目立つ。以前は肉と魚の双方を受けつけない者がいた。生ものが食べられない、という者は今でも複数がいる。香り野菜はセロリから大葉までほとんど無理、という者も複数。そういう人は、インドシナにでも行けば一発で頓死だろう。
冗談はさておいて、現在は、新年会は焼肉屋、残りの3回は家内の手料理と、ほぼ定まってきた。その、会社の宴会を中断させたのが、言わずと知れた「コロナ」だ。
永年勤続表彰は毎年、花見に合わせてしてきた。一昨年は事務係のカワタユキさんの10年の表彰を隠居で行った。昨年は製造係のイトウカズナリ君が20年で、この表彰状は事務室で手渡した。そのときには、世に現れたばかりの「コロナ」が1年以上も収束せず、却って蔓延の度を強めるとは考えもしなかった。今年は製造係のタカハシアキヒコ君が勤続20年で、その表彰も、やはり事務室でせざるを得なかった。
僕は社員と摂る食事が好きだ。「早くまた、やりたいよなー」と、心の底から思う。
朝飯 納豆、菠薐草のおひたし、温泉玉子、ウインナーソーセージとキャベツのソテー、生のトマト、スナップエンドウの淡味炊き、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーの茎の味噌汁
昼飯 トマトのすり流し、「醍醐」の「京風ちらし寿司」、巻湯波とキヌサヤの淡味炊き、豆腐とお麩とアスパラ菜の吸い物、なすのたまり漬と茗荷の酢漬け、しその実のたまり漬と塩もみ胡瓜、いちご
晩飯 カニかまとアスパラ菜のマヨネーズ和え、なすのたまり漬と茗荷の酢漬け、しその実のたまり漬と塩もみ胡瓜、お多福豆、巻湯波とキヌサヤの淡味炊き、豆腐と鶏挽き肉の真薯、「山本酒造店」の「天杉山廃純米吟醸」(冷や)