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清閑 PERSONAL DIARY

2021.5.29 (土) 香炉

社内の繁閑は、部署によって異なる。それは季節的な要因によるものだ。たとえば自社製品の中で僕がもっとも好んで口にしている「なめこのたまり炊」の仕込み時期である冬には、製造係は毎週、これを炊くことを繰り返す。

要冷蔵の「生」の商品は、繁忙期においても作り置きをせず、毎朝の蔵出しを目指している。そのため包装係は、贈答が活発になる盆暮れや行楽の季節にこそ忙しい。

先日、お得意様へ向けて夏のご挨拶をお送りした。それから数日を経た現在は、有り難いことに地方発送の受注と出荷が多くなっている。

昼前、その注文の電話の一段落した事務室に「いま隠居、2名様、入れますか」と販売係のタカハシカナエさんが顔を出す。今日のご予約は朝一番のご常連のみだったから「多分、大丈夫」と答えて隠居に電話をする。

その2名様を店から隠居の玄関までご案内をする。空は晴れ、空気は乾いてとても気持ちが良い。「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、床の間のある八畳にはフリのお客様がいらっしゃったものの、隣の六畳は空いていて幸いだった。

隠居の床脇には先々週から中国の香炉を置いている。明日あたりはそれを、何か他のものに替えようと考える。


朝飯 温泉玉子、納豆、牛肉とエリンギのすき焼き風、ラタトゥイユ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 冷やし中華
晩飯 冷やしトマト、だし巻き玉子、キムチ豆腐、なめこの味噌汁、鮭と玉葱とシメジのフォイル焼き、らっきょうのたまり漬「浅太郎」、「小林酒造」の「鳳凰美田純米吟醸生酒」(冷や)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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