トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2021.5.18 (火) 男のロマン

“romanticism”と、きのうの日記に表題を書き入れながら、ある年長の友人を思い出した。

あるとき、その友人のところに税務署の調査が入った。どこかに管理の甘さがあったらしい。「命の次に大切なお金について、あなたはどう考えているのですか」と、会計業務の改善を促された。その瞬間、友人は激情に駆られた。そして「命の次に大切なのは金などではない、男のロマンだ」と、長広舌を振るったという。

その長々とした演説は、税務署員の追求を逃れるための詭弁ではない。絶対に譲れない、心の底から噴出した言葉だった。その友人は、12時間でも口角泡を飛ばしながらしゃべり続けることができる。大した災難だったと、税務署員には同情を禁じ得ない。

ところで今日は隠居の保全に関して、ふたりの専門家が来た。ひとりは大工、ひとりは庭師だ。建物においては、南西に面した縁側の、土台の部分に傷みがある。虫歯のようなもので、できるだけ早く手を入れることとした。庭については、先ず枯れ木の処置から作業を始めることが決まった。これらについては近日中に、税理士とも相談をするつもりである。


朝飯 焼きおむすび、胡瓜と蕪のぬか漬け、ベーコンと長葱の味噌汁
昼飯 焼き鮭、なめこのたまり炊、しその実のたまり漬、胡瓜と蕪のぬか漬けのお茶漬け
晩飯 ハムとじゃがいもと胡瓜のサラダ、鶏の幽庵焼き、南瓜の甘煮、刺身湯波の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」がけ、エリンギとピーマンと豚肉の炒め、春雨スープ、野菜饅頭黒胡麻餡饅頭、「紅星」の「二頭鍋酒」(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000