2021.5.8 (土) 新春山見弁当(其の一)
「来年は3連休だ」と、小学生のころ、クラスの誰かが気づいて皆で喜び合った記憶がある。当時の5月に祝日は、3日の憲法記念日と5日のこどもの日のふたつがあるばかりだった。西暦元年だろうが西暦5,000年だろうが、その月のカレンダーを見ることのできる命令を、コンピュータに与えてみる。「来年は3連休だ」は果たして1967年のことと分かった。小学5年生の5月、僕は何をして過ごしたのだろう。商売をする家の子供だから、行楽に出かけていなかったことだけは確かだ。
今年の5月は、1日の土曜日も入れれば5連休。大きな工場などは、6日と7日の木金も休みにして9連休としたところもあったかも知れない。上澤梅太郎商店は「ほぼ年中無休」で商売をしている。よってコロナ禍が去っても、引退をしても、働く社員のことを慮って、僕がこの時期に会社を空けることは無いだろう。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」には明日、これまでになかった数の弁当の予約をいただいている。「新緑山見弁当」と名付けた5月の弁当は2段でひと組。よって先月までの1段の、倍の量を作る必要がある。有り難いことと、感謝をしなければならない。
朝飯 納豆、炒り豆腐、揚げ湯波とアスパラ菜の炊き合わせ、トマトとブロッコリーとベーコンのサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、白菜とズッキーニの味噌汁
昼飯 バターとフォアグラとママレードとらっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」のトースト、ミルク番茶
晩飯 刺身あれこれ、鶏そぼろと夏野菜の冷やしかけ素麺、「小林酒造」の「鳳凰美田純米吟醸生酒」(冷や)