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清閑 PERSONAL DIARY

2021.5.3 (月) 楽な仕事

朝は、日中にも増して時間に制約が多い。よって腕に時計を着けて「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ行く。厨房には、保温機能つきの鍋に網状の布がかけられている。甘味のための甘酒を仕込んでいるらしい。隠居は普段は土、日、月の週に3日の営業のところ、この連休中に限っては、1日の土曜日から5日の水曜日まで、通しで開けられている。そのための作り増しだろう。

床の間の室礼を確かめてから庭に出る。そして会社のfacebookページに載せるべき写真を撮って事務室に戻る。

連休中はまた、店のショーケースの中味も通常とはすこし変えている。山へ遊びにいらっしゃるお客様のための、たまり漬や「たまり」や味噌を使ったローストビーフ弁当、サンドイッチ、野菜スティック、更には夜の団欒のためのステーキソースなども販売をしているのだ

ところで上澤梅太郎商店は、繁忙が予想されても商品の作り置きはしない。針の穴を通すような数量予測を立て、それに従って「いま食べごろ」の品を毎朝、蔵出ししている。本日、閉店の17時30分に残った「らっきょうのたまり漬」は1袋。「あー、売り切れなくて良かった」と販売主任のハセガワタツヤ君が安堵の溜息をつく。ところが直後に「まだ大丈夫ですか」と入っていらっしゃったお客様により、その最後のひと袋も売れてしまった。

その売り切れを受けて、明日の朝は4時より蔵出しの準備を始めるよう、包装主任のヤマダカオリさんに言われる。行楽地の渋滞に閉じ込められているよりは、よほど楽な仕事である。


朝飯 ソースかつ丼、トマトのサラダ、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、大根とズッキーニの味噌汁
昼飯 「ふじや」のタンメンバター
晩飯 “Parrot”のチキンカントリーHENRY FESSY Beaujolais 2017


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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