2021.4.27 (火) 隠居開業一周年
「誰も読まない社史」という文章を、山本夏彦はかつて書いた。わが上澤梅太郎商店は、とてもではないけれど、社史を編纂するなどはできない。折々、節目節目にそれを記録する習慣が無いのだ。
「汁飯香の店 隠居うわさわの開業日はいつだっただろう」と考えても「ほぼ1年前」としか分からない。親しい方にお客様役をお願いしての練習を経て、徐々に商売を始めたのではなかったか。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお披露目については昨年3月、ご近所や町内役員、友人知人に招待状をお送りしながら、新型コロナウイルスによる世情が急展開をする中で、急遽、中止を決めた経緯があった。以降は弁当の仕出しなど、様々な対策を採りつつ営業を続けてきた。そしてようよう最初の1年を乗り越えた。ひとえに、お客様のお陰である。
その感謝の気持ちを伝えるべく、この連休にはお客様だけでなく、通りすがりや散歩の途中という方にも庭園を開放することとした。広く告知をするためチラシも作った。それを午後一番に、なじみの新聞店に運ぶ。下野新聞に折り込まれるのは29日の朝。忙しくなれば嬉しい。
追記
この日記を遡ったところ「汁飯香の店 隠居うわさわ」の開業は2021年3月28日の土曜日でした。
朝飯 榎茸のおひたし、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、じゃこと干し海老を薬味にした冷や奴、炒り豆腐、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 「十文字食堂」の地獄麺
晩飯 冷やしトマト、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、おでん、キンミヤ焼酎にTIO PEPEチョロリ