2021.4.1 (木) 明日の日記を書く人
「明日の日記を書くことを常としている」という人と、むかし席を同じくしたことがある。真面目そうな印象から、その人は日記を目標達成のために使っているように思われた。
明日の日記どころか明後日の日記、更にはその先の日記まで書いてしまうことが、僕にはたびたびある。それは「目標の達成」などという高邁な理由からではない。「書けるときに書いておけ」という気持ちによるものだ。
3月30日と31日の日記は、30日の日中に書けていた。僕は日記を遊びで書いている。とはいえ2日分の日記が書けていれば、気分は楽だ。今朝はそう目覚めが早かったわけでもなく、製造現場での仕事も控えていた。にもかかわらず、気持ちの余裕は綽々だった。今月4日の日記も、また6日の日記も今から書けそうだ。しかしまぁ、そう先走ることもないだろう。
夕刻に食堂に戻ると、まるでタイの市場にいるような匂いがした。様々な香辛料と共に豚の三枚肉が茹でられていた。魚の臭いは、僕が早々と仕込んだ、明日の味噌汁のための出汁によるものだった。
おとといの日本酒は、ひどく喉にしみた。きのうのワインは、それほどでもなかった。今夜の白酒は、ほとんどしみなかった。しみ方の異なりは酒の種類によるものではなく、喉の奥の口内炎が快方に向かっている印だと思う。
朝飯 菠薐草の胡麻和え、焼き鮭、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、グリーンアスパラガスとスナップエンドウと春キャベツとトマトの淡味炊き、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、大根の味噌汁
昼飯 「丸亀製麺」のわかめうどん
晩飯 ワンタンスープ、春雨サラダ、白片肉、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、杏仁豆腐、Old Parr(生)