2021.3.22 (月) 地震のあとさき
おとといの18時過ぎ、店のキャッシュレジスターを締め、売り上げ金を事務室へ持ち運んで封筒に収めたところで地震が来た。事務室のある店舗棟は、いわゆる「3.11」の前までは、大きめの地震にも揺れを感じることはなかった。しかし「3.11」以降は結構、揺れるようになった。それについては、これを建てた清水建設の人に診てもらったことがある。結果は異常なしとのことだった。とすれば何が変わったのだろう。
とにかくその地震を感じつつ「4階の仏壇では水とお茶がこぼれているに違いない」と考えた。水とお茶は案の定、湯飲みから小さなお盆にこぼれていた。しかし他にはこれといって異変は見あたらなかった。
今朝、応接間から廊下に出てふと階段室に目を遣ると、踊り場に置いた本棚の一部が倒れていた。この棚は予備のため、本は数えるほどしか入れていなかった。片づけには5分もかからないだろう。
午後、「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様がすべてお帰りになった頃合いを見計らって隠居へ行く。建物を見まわると、雨受けの縁石の一部にあった「ズレ」が大きくなっていた。また縁石の1本に亀裂が見つかった。この亀裂が今回の地震によるものか、それとも以前からあったものかについては分からない。建物の本体には、特に異常は見あたらなかった。礎石の上に柱を立てる式の伝統家屋は、地震にはそうそう弱くないらしい。
朝飯 塩鮭、めかぶの酢の物、菜花の天麩羅、白菜漬け、沢庵、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と蕗のとうの味噌汁
昼飯 ラーメン
地震 レタスと柑橘のサラダ、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、カレーライス、らっきょうの甘酢漬け