2021.3.21 (日) それも天気次第
4時すぎに台所へ来て、おとといより煮始めた、塩鮭の頭ふたつを入れた鍋に火を入れる。しもつかりのための鮭の頭は、むかしは竈や囲炉裏の熾火にひと晩中かけておくとか、火が消えたらまた煮直すとかして、気長に煮くずしたものと思われる。しかし今の世の中に「熾火」はなかなか存在しない。延べ十数時間も煮るには光熱費が嵩む。来年は圧力鍋を使ったらいかがかと思う。
今日はお彼岸の連休の2日目。朝礼を終えた8時から9時すぎまでのあいだに、会社と道の駅「日光街道ニコニコ本陣」のあいだを何度も往復する。「なぜ一度で済ませられないか」といえば、次々と完成する商品を、これまた次々と売場へ運ぶからだ。「なぜすべてが完成してから一気に運ばないか」と問われれば、主要な商品だけでも開店の9時に間に合わせたいからだ。
列島の広い範囲に大雨が降ると、天気予報は伝えていた。しかしこと日光の上空から落ちてくるそれは、それほどの量でもない。夕刻に外へ出てみると、国道121号線に沿って立つ看板には明かりが点っていた。「看板の照明は3月20日に電源を落とすべし」と、僕の日程管理にはある。「それも天気次第か」と、考えを改める。
朝飯 玉子焼き、めかぶの酢の物、干し海老を薬味にした冷や奴、鶏の燻製、生のトマト、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと大根の味噌汁
昼飯 塩鰹のふりかけ、塩鮭、白菜漬け、沢庵、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 チーズ、TIO PEPE、プチトマトとレタスと玉葱と牛たたきのサラダ、スパゲティミートソース、Chateau Lalande Borie 1985