2021.3.20 (土) いかにもそれは
お彼岸、特に春のそれは、元日以来の諸々が急に変わる節目として認識をしている。簡単に言えば、すべてが活発になるのだ。きのうの夕刻には、売り切れに注意をするよう、製造計画は強気で立てるよう包装係に言った。そして今日の朝礼でも、おなじことを伝えた。
本日「汁飯香の店 隠居うわさわ」に弁当21人前を予約してくださっていたお客様は、上澤梅太郎商店にいらっしゃるまでの高速道路が混み合っていたことを教えてくださった。啓蟄は3月5日でも、人はやはり、お彼岸を境として動き出すらしい。
昼食を終え、洗面所の窓からふと外を眺め降ろすと、誰かがホンダフィットの荷室扉を上に跳ね上げていた。売場に商品を追加するよう、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」から連絡が入ったのだろう。有り難いことだ。
「これはもうひとつだけですか」と夕刻、冷蔵ショーケースのらっきょうのたまり漬「ピリ太郎」を指してお客様がお訊きになる。いかにもそれは本日最後のピリ太郎だった。出来たてにこだわるとはいえ、明日はもう少し、製造量を増やす必要があると思う。
朝飯 「丸赤」の「極辛塩鮭」、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、玉葱とレタスと白菜キムチと豚肉の味噌汁
昼飯 なめこのたまり炊、白菜漬け、塩鰹のふりかけ、明太子のお茶漬け
晩飯 大根と万能葱の味噌汁、ポテトサラダ、刻みキャベツと生のトマト、鶏の唐揚げ、Old Parr(ソーダ割り)