2021.3.8 (月) あちらこちら
「東京は真冬の気温に逆戻り。お出かけも真冬の服装で」と、テレビの気象予報士が呼びかけている。僕に限ったことかも知れないけれど、それを真に受けると、しばしば後悔する羽目になる。汗をかいてしまうのだ。
下今市09:33発の上り特急スペーシアが浅草に着いたとき、64席を持つ5号車の乗客は6名。人の行き来はいつ戻るだろう。
2008年に買った財布の一部が壊れ、昨年12月に修理に出した。それが上がってきたとの連絡は2月なかばに受けていた。しかし特段の用事がなければ、特に緊急事態宣言下の東京へは出て行きづらい。今日はついでがあって、その財布を「土屋鞄製造所」の日本橋店で受け取る。道具は直しながら長く使うことを好む。この財布は失くしでもしない限り、死ぬまで保つだろう。
手元の紙には「三越前-明治神宮前-四谷三丁目-新橋-京橋」と、今日の予定が記してある。そのうち四谷三丁目だけを都合により飛ばす。
夕刻がちかくなるころ、新橋より銀座に至る。むかしで言えば新橋のたもとから尾張町の交差点までのあいだに、人の姿は数えるほどしか見えない。4丁目の喫茶店で時間調整をする。110ページを読み残した本に加えて予備を持参したのは正解だった。1冊目を読み終え、2冊目は24ページまでこなしたところで席を立つ。
1丁目の画廊で柏木弘展を観る。京橋から地下鉄で上野広小路に至る。天神下のシンスケで次男とカウンター活動を共にする。そして北千住20:03発の下り特急に乗り、22時前に帰宅を果たす。
朝飯 なめこのたまり炊、温泉玉子、生のトマト、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、ピーマンの味噌汁
昼飯 「カフェテラスポンヌフ」のハンバーグサンド、コーヒー、プリン
晩飯 「シンスケ」の蛍烏賊の山椒オイル漬け、鮪と葱のぬた、鮭の焼き漬け、ほかあれこれ、タルヒヤ