2021.2.22 (月) 2週間とすこし
先々週つまり今月の第2週までは、早朝の仕事もそれほど頻繁でなかった。しかしこのところは連日、製造現場へ降りている。この仕事は季節や繁閑には関係しない。関わった日をコンピュータに記録すればグラフにもなろうけれど、それはしていない。淡々粛々と、社員に頼まれたことをするまでだ。
繁閑といえば、店のキャッシュレジスターの釣り銭を増やすよう、きのう販売主任のハセガワタツヤ君に言われた。お客様が立て込んでいるときに硬貨が急減していくと、焦燥するのだという。売上げ金額の漸増は、新型コロナウイルスの新規感染者が減ってきた、というよりは春が近づいてきたことによるものと思う。
オフクロを知るお客様がいらっしゃったとの連絡を受けて、ご挨拶のため隠居へ急行する。座敷は南西からの日の光に満ちて、燦々と明るかった。ストーブは、4台のうち1台のみに火が入れられていた。春は遠くなさそうだ。とはいえ昨年は、桜の花に雪が積もった。それを考えればストーブも、そう軽々に片付けるわけにはいかないだろう。
午後の日が傾いていくころ、いまいちど隠居へ行く。係のタカハシリツコさんは、厨房で片づけをしていた。僕は次の間に正座をして、ここに来て2週間とすこしを経た壺をしげしげと眺める。そしてまた立って、通常の業務へと戻る。
朝飯 干し海老を薬味にした煮奴、めかぶの酢の物、しもつかり、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと揚げ玉の味噌汁
昼飯 塩鰹のふりかけ、塩昆布、ごぼうのたまり漬、白菜漬け、焼き鮭によるお茶漬け
晩飯 めかぶの酢の物、3種の漬物、キムチ鍋、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、プリン、Old Parr(生)