2017.3.3 (金) 旅の準備
谷口正彦の「冒険準備学入門」を紐解くまでもなく、旅の楽しさのかなりの部分は、出発前の準備が占める。旅の持ち物はデータベース化してあり、それほどの時間を要さず整えられるとはいえ、切羽詰まってからの行動は避けたい。本日、コンピュータから日程表と持ち物の一覧表を印刷し、その4枚の紙にサインペンで印を付けつつ必要なものを集め始める。
衣類の数は、日程表に従って最小限に留める。日中用には化繊の白いポロシャツを複数着。プミポン前国王の喪中であれば、夜用のシャツも地味なものにしておく。田舎ではゴム草履でも、首都では革靴を履くから靴下は予備が必要だ。
昨秋、チェンライで余らせ持ち帰ったラオカーオは、軽くするためペットボトルに詰め替える。首都に戻って飲む”TIO PEPE”も、同じ理由によりペットボトルに詰め替える。
薬は、使わない可能性が限りなく高いけれど、いざというときに困るから、かなりの種類を持つ。ガイドブックは不要にて、地図や、ウェブ上から印刷した時刻表のみクリアホルダーに納める。鉄道の路線図は、iPhoneにダウンロード済みだ。
首都から北部までは列車で行く。北部から首都へはノックエアで帰る。いつものようなスーツケースとザックのふたつでは、低価格の飛行機に対して荷物が大きくなる。それを避けるため今回は、手荷物にはザックではなくトートバッグを使うこととした。
そうして手荷物以外をスーツケースに納めてみれば、いまだ空間はかなり広い。ここに何を入れるか、あるいは入れないかは、出発の前夜までに決めることとして、荷造りを完了する。
朝飯 ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、生のトマト、ほぐし塩鮭、スクランブルドエッグ、納豆、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、にんにくのたまり漬(試作品)、なすのたまり漬(試作品)、メシ、豆腐とパセリの味噌汁
昼飯 ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、肉じゃが、なすのたまり漬(試作品)、焼きたらこによるお茶漬け
晩飯 サラミソーセージ、”TIO PEPE”、トマトとモツァレラチーズのサラダ、ロールキャベツ入り野菜スープ、牡蠣とベーコンとマッシュルームのスパゲティ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”