2021.2.1 (月) 「朝露」の確保
長男は朝からフクダナオフミ製造顧問と共に「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」の火入れをすると、朝礼の際に報告があった。
昨年11月30日の日記に書いた理由により「朝露」は繁忙期においては特に、品薄になる。お客様の需要を優先すれば、当方の台所においても、それは底を突く。現在は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言発令中により、商売は繁忙の対極にある。よって今日の火入れ分については、僕も確保をしておくことにする。
先月15日の夕食は握り鮨だった。長男とモモ君は醤油を所望した。食器棚から取り出した醤油差しは、しかし綺麗に洗われたままだった。僕と家内は料理はさておき、卓上の調味料は「朝露」ばかりで、もはや醤油は使っていなかったのだ。
ところで今日は、今月10日から日本橋高島屋で開かれる「老舗名店味紀行」をお得意様にお知らせするハガキが投函された。明後日あたりからは、電話によるお問い合わせも増えてくるだろう。繁忙の対極にあっても、お客様は存在してくださっている。有り難いことと思う。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、油揚げと小松菜の炊き合わせ、人参と胡桃のサラダ、牛肉のすき焼き風、広島菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、白菜の味噌汁
昼飯 塩鰹のふりかけ、油揚げと小松菜の炊き合わせ、広島菜漬け、ごぼうのたまり漬のお茶漬け、秋刀魚の梅生姜煮のお茶漬け
晩飯 油揚げと小松菜の炊き合わせ、根菜類の煮付け、胡瓜と林檎のぬか漬け、刺身湯波の「朝露」かけ、蕪のゆず風味漬け、大根おろしを添えた鮭のつけ焼き、揚げ湯波と菠薐草と人参の味噌汁、胡麻豆腐、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)