2021.1.30 (土) 「ブレ」の修正
深夜から明け方にかけては風が強かったらしい。「らしい」とは、明け方のそれは自分の耳で確かめているものの、深夜のことは知らないからだ。
夜に風の吹いた朝の掃除は、いつもより厄介だ。吹き寄せといえば言葉は綺麗でも、砂塵や枯れ葉が運ばれてくる。道向こうの松から落ちた枝はカワタユキさんが、隠居の桜から落ちた枝はタカハシリツコさんが、それぞれ片付けてくれた。
隠居といえば、昨年の緊急事態宣言のときには店を休み、弁当の仕出しをしながら宣言の収束を待った。その後も弁当はご注文のある限り、お作りはしていた。しかしそれをご存じない方から「また、あの弁当が食べたい」との問い合わせをいただいた。
弁当については、昨年よりその時々で内容を大きく変えつつ今に至っていた。その、家内の恣意による「ブレ」を、いまいちど元に戻そうという話がちょうど出ていた。きのう僕が肴にした詰め合わせも、また僕の手製によるソースを添えたサラダも、その一環により新たに考案されたものだ。
弁当はこれまでどおり、肴やサラダも前日の15時までにご予約をいただく形にて、来月の6日からお作りを始めるという。僕も時には買って、自身の肴にしようと思う。
朝飯 めかぶの酢の物、牛蒡と人参のきんぴら、菠薐草の胡麻和え、菜花の天ぷら、ごぼうのたまり漬、メシ、長葱の味噌汁
昼飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の大きなおむすび、同ちいさなおかず、日光味噌のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 「魚登久」の鰻弁当、広島菜漬け、はんぺんと三つ葉の吸い物、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)