2021.1.25 (月) もどき
僕のコンピュータには”TR”というファイル、一般にはフォルダと呼ばれる場所がある。ここには海外へ出かけたときの覚え書きが収めてある。もっとも古いそれは2009年8月にタイ北部を訪ねたときのものだ。この日記を検索したところ、はじめて韓国へ行ったのは2007年2月。だからその記録は”TR”には無い。
2007年2月21日の夕刻まで、肉は日本のそれがもっとも美味いと考えてきた。しかし同日の夜、乙支路3街の「良味屋」で焼肉を口にした瞬間に、それまでの確信は雲散霧消した。韓国で驚いたことの随一は、食べものとマッコリの美味さだった。
韓国には2012年2月にも行った。2回の訪韓でいちばん心に残った食べものは、しかし焼肉ではない、キムチチゲと米飯の組み合わせである。
このところ、週に一度は自己流で、その「もどき」を朝食にしている。この味噌汁はからだを一気に温める。今朝は食後、直角に位置する窓2枚を開放して、大寒から4日後の外気にしばし涼んだ。汗はかきたくない性分である。
朝飯 らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、缶詰の鯖と玉葱とトマトと白菜キムチの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 たたき牛蒡、菜花と里芋と人参の炊き合わせ、めかぶの梅肉和え、なめこのたまり炊、雲呑鍋、その鍋で煮たラーメン、自家製饅頭、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)