2016.9.15 (木) ミステリースープ
おとといの午前から家内は東京に行った。新宿タカシマヤの11階で開かれている「美味コレクション」への出店のためだ。つまり今週火曜日の夜から来週水曜日の朝までは、僕は自炊、ということになる。
家内の留守を奇貨として、冷蔵庫の整理をする。野菜室の大根、人参、茄子などは片端からぬか床に埋める。これから先、何年おいても食べることのないだろうものは次から次へと取り出し調理台に並べる。扉を開け放たれた冷蔵庫はピーピーと警報を発し続けるけれど、構うことはない。
調理台の上の20本のビンから中身をほじくり出し、ビニール袋に入れる。ガラスの瓶、金属の蓋、プラスティックの蓋はそれぞれ分別をし、異なる袋に入れる。賞味期限が2015年12月23日の豆腐は面白いから捨てずに取っておく。
夜、冷蔵庫から「スープ」とシールの貼られたレトルトの袋を取り出す。「スープ」とあるだけで、何のスープかは分からない。原材料などをあらわす一括表示も無い。賞味期限も無い。
袋の中身は果たしてキムチスープだった。ウチでキムチ鍋を作るときには、このような既製品は使わない。いただき物だろうか。これをテーブルの上の電磁調理器で温め、冷蔵庫にあるものを次々と投入する。そうしてそれを肴に焼酎のソーダ割りを飲む。悪くない夕食だった。明日の朝食も楽しみである。
朝飯 「小諸そば」のたぬき蕎麦、ライス
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華
晩飯 キムチ鍋、メシ、玄米焼酎「つかだ」(ソーダ割り)