2021.1.12 (火) 温かいとは
「しんしんと冷え込んできたね」とか「明日の朝は路面の凍結が心配だ」という声が、夕刻になると聞こえてきた。それを受けて、店の駐車場に融雪剤を撒くよう、販売係のササキユータ君に言う。閉店直前の店から僕も、その駐車場に出てみる。「零下何度だろう」と、しばらく前に外へ出しておいた寒暖計を目の高さに持つ。意外や気温は摂氏4度だった。
「しんしんと」とか「凍結」ということばを耳にするうち「気温は氷点下に違いない」と思い込んでしまったのだ。耳から入ってきたことにより五感を狂わせる、そのひとつの典型かも知れない。
終業後、関東の1都3県や関西の1府3県に続いて栃木県にも緊急事態宣言が発令されそうなことを、ウェブニュースで知る。「そうなったら、どうするか」ということは、きのうの場長会議で決めておいた。それを実行に移すまでだ。
焼酎のお湯割りを温め酒と呼ぶかどうかは不明ながら、今夜はそれが早く飲みたかった。よってそのための肴は家内まかせにせず、自分でも進んで用意する。用意とはいえ大したことではない、冷蔵庫にあるものを出して器に盛れば、それで完了である。食事、部屋、風呂。温かいとは本当に有り難いことと、つくずく思う。
朝飯 人参の甘煮、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、巻湯波と根菜類の炊き合わせ、緑豆のスクランブルドエッグ、広島菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、胡瓜と蕪のぬか漬け、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 紅白なます、めかぶの酢の物、「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」で漬けた松前漬け、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、鮭の昆布巻き、刺身湯波、チョロギの梅酢漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、鮭のムニエル、広島菜漬け、メシ、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)