2021.1.2 (土) 初売り
12月30日に活けた花を仕上げるため、カワムラコーセン先生は7時30分に店に入った。先生は以降もたびたび訪れて、手入れをしてくれることになっている。花は、2週間ほどはお客様の目を愉しませてくれることと思う。
コーセン先生を追うようにして、続々と社員たちが出勤をしてくる。その各々と、新年の挨拶を交わす。7時55分より、おなじ挨拶を第一声として朝のミーティングを始める。
今朝のニュースによれば、初詣を受け入れることを決めた神社の人出は、おおむね例年の9割減とのことだった。その数字はまた、きのう瀧尾神社で目にした風景に一致をしている。
昨年1月、未知のウイルスの、武漢から世界への広がりを耳にしたときには、3月くらいには収まるものと、安易に考えていた。その子ネズミが、1年を経てゴジラかキングギドラのように巨大化してしまうとは、いったい誰が想像し得ただろう。
日光の二社一寺への、大晦日から元旦にかけての参拝客は昨年の8割減、周辺の商業施設の元日の売上げは6割減と、情報が入ってくる。それを受けて、今日から明日にかけての生産計画に変更を加える。超短期の計画は変えても長期のそれは変えない。年明けからの厳冬期は、仕込みの季節だ。「強気で行きますよ」である。
朝飯 雑煮
昼飯 会社支給の「コスモス」の弁当
晩飯 蛸のマリネ、パン、茹でたブロッコリーを添えたマッシュルームの牛肉巻きトマトソース、チーズ、Petit Chablis Billaud Simon 2016、MONTESOLE TAURASI D.O.C.G 2O11