2020.12.31 (木) こぎ着けた
「大地震の次はコロナ。あんたも大変だね」とオヤジの妹が僕に笑ってみせたのは、新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発出された、春のころだった。家族と社員がいる限り、そして何よりお客様がいらっしゃってくださる限り、まぁ、大丈夫だ。それに加えて運、ということもある。その2020年も、とうとう大晦日までこぎ着けた。
元旦または新春2日着となる福袋の、今日は出荷日だ。大晦日着の「日光の美味七選」とは異なって、こちらの荷造りには長男と製造係が当たっている。僕の今日の仕事は、ひたすら道の駅へ商品を補充することだ。
今朝、霧降高原のグルマンズ和牛まで受け取りに行ったすき焼き肉を、午後になって家内はふたつに分けた。金谷ホテルの二段重ねのおせち料理5台は、この上下を分けて10台とした。そこに取引先からいただいた御歳暮あれこれを加えると、計20の賞品ができた。そして夕刻より社員を事務室に集めて福引き大会を開く。2021年の新年会は中止。せめて今日の諸々にて各自、楽しんでください、ということになるだろうか。
18時からは、ことし最後のミーティング。それを済ませて後は、社員が準備した商品をホンダフィットに積む。そして道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ、本日最後の納品をする。これを受けて陳列棚、冷蔵ショーケース、裏手の冷蔵庫は汗牛充棟の充実ぶりとなった。
夜は鴨鍋と蕎麦を肴に冷えた日本酒を飲み、22時に就寝する。
朝飯 冷や奴、干し海老を薬味にした菠薐草のおひたし、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ハムエッグ、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と蕪の葉の味噌汁
昼飯 「グルマンズ和牛」のメンチカツドッグ、「金谷ホテルベーカリー」のピーナツバターパン、ミルクコーヒー
晩飯 「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」で漬けた松前漬け、鴨鍋、「三たてそば長畑庵」の蕎麦、「松瀬酒造」の「松の司特別純米酒」(冷や)