2020.12.25 (金) 新しいセーター
この日記によれば、昨年の10月は昼に18回も外食をした。それを反省したのだろう、11月のそれは4回に減り、12月は市外へ出たときや会食を除いては皆無になった。年が明けて今年1月も皆無、2月も皆無。そのころ、トーストにバターとジャムを塗り、そこに刻んだらっきょうのたまり漬を載せるという奇妙な昼食を思いついて、しばらく続けた。以降はラーメン、饂飩、夏は素麺、そしてまたラーメンと、僕の昼食はどうも、これと決めたら数週間は、おなじものを食べ続ける傾向にある。
今日も、このところ続いているお茶漬けを食べるべく12時30分に4階の食堂に上がる。すると赤いリボンの付いた紙の袋が食卓にあった。家内によれば、それはクリスマスのプレゼントだという。袋の中にはユニクロのセーター3着が入っていた。
今年のいつだったか、コンピュータ上の小遣い帳を数年分も誤って消してしまった。よって現在のセーターが、いつ購入されたかを調べることはできない。しかしとにかくそれは、家内によれば薄くすり減り、毛玉だらけで、非常にみっともないものだという。
新しいフリースのセーターには、そのサイズを表す”L”のシールが付いていた。「オレはエムだぜ、交換しなきゃ」と言うと「それで良いのよ、いま着てるのもツンツルテンじゃない、何から何までツンツルテンなんだから」と家内は7度か8度ほど声を高くした。
いま着ているセーターは、今すぐに脱いで捨てろと家内は言う。しかしそういうわけにもいかない。ボロボロの毛布を腹の下に死守しつつ、これを奪われまいとうなり声を上げる犬のようなところが僕にはある。
新しいセーターは、元旦から着始めようと思う。
朝飯 茹でたブロッコリー、納豆、ベーコンエッグ、焼き葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、菜の花漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと白菜の味噌汁
昼飯 焼き鮭、柴漬け、塩鰹のふりかけ、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 春雨サラダ、水餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、焼き林檎とホイップクリームを添えた「松之助」のハミングバードケーキ