2020.12.23 (水) 青い部屋
昼食を摂りおえた14時ごろ、嫁のモモ君が11月29日に産んだ赤ん坊を抱いて、お母さんと一緒に来た。モモ君とは、およそひと月ぶりの邂逅である。初めて目にする赤ん坊は小さな顔を様々に動かして、つつがない様子だ。僕は、大切なもの、壊れやすいものほど軽く柔らかく握って落とす癖がある。それを知っているから、自分の子さえ赤ん坊のころは抱かなかった。人の子ともなれば、なおのことである。
出かけようとしていた15時に、お得意様から電話が入る。東京にお住まいのその客様は、毎年、松の内に実家にお帰りになる、しかし折からのコロナ禍により今回はそれを遠慮する、たまり漬を買いには行けないがその代わり…、という、そのお客様のご要望をうけたまわりつつ5分ほどお話をさせていただく。
宇都宮の整体院には定刻の16時に着いた。家内をホンダフィットからおろし、目と鼻の先の書店へ向かう。そして併設の喫茶店で紅茶を飲みつつ本を読む。16時40分からは僕の番にて、ホンダフィットをふたたび整体院の前に着ける。そして買い物に向かう家内と入れ替わりに、今度は僕が施術を受ける。
南の国へ行くようなことでもない限り、僕は年間で365連続勤務になる。家内もおなじく、だ。2週間に一度の整体通いでそれが維持できるなら、それに費やす時間的犠牲は安いものだ。
会社に戻ったのは18時40分。事務室では今日も残業をしたふたりの事務係と長男が、パンク直前の地方発送について、今後の方策を話し合っていた。現在の納期は1週間。26日からのご注文につきましては、1月2日より順次、出荷をさせていただきます。
朝飯 菜の花漬け、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ベーコンエッグ、牛蒡と人参のきんぴら、ごぼうのたまり漬、メシ、白菜とトマトの味噌汁
昼飯 明太子、菜の花漬け、塩鰹のふりかけ、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 トマトとモッツァレラチーズのサラダ、「進々堂」のフランスパン、茹でたブロッコリーを添えたクリームシチュー、チーズ、Petit Chablis Billaud Simon 2016、“Bergfeld”のパイ、Old Parr(生)