2020.12.5 (土) 「隠居」は今日から冬メニュ
12月の最初の週末はお盆に並んで、上澤梅太郎商店の、特に店舗においてはもっとも忙しくなる日だ。その繁忙は主に、年末の贈答の申込みによる。そこに今年は、さきおとといの日記に書いた「IMAICHIご馳走バーガー」が重なる。その「カレーひしおハンバーガー」の今日の分のご予約は、今朝までに予定数を超えた。「総員、心して各配置に着け」である。
昨年は、2003年に亡くなった同級生ハセガワヒデオ君の墓参りが、十七回忌に当たるその年を最後として、以降は公式としては持たれないと報された。僕は迷った末に出席を決めた。今年は、家内には「汁飯香の店 隠居うわさわ」があり、3名いる事務係のうちマスブチサヤカさんは育児休暇で休んでいる。ハセガワ君の墓参りについては、昨年だけでも行けて良かったと、つくづく思う。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」には、直に訪れるお客様もいらっしゃる。一方、味噌と醤油とたまり漬を売る本店にいらっしゃり、案内を請われるお客様も、またいらっしゃる。11時すこし過ぎに、そのような3名様を隠居までお連れする。次の5名様には、長男が付き添った。
午後が夕刻に近づくに連れ「今朝がたファクシミリで注文を送ったが、届いているだろうか」というお客様からの電話が相次ぐ。ファクシミリによるご注文は、朝から専用の箱に重なるばかりだ。それにご返事をしようにも、電話注文へのご対応と、店から運ばれる発送伝票の処理に忙殺されて、諸方に手が回らないのだ。
ご贈答に関係する繁忙は毎年、クリスマスまで続く。しかしそこで楽になるわけではない。以降は福袋の詰め合わせと「日光の美味七選」の出荷、そして何より初売りの準備が山になる。ひと息をつけるのは、大晦日の夜になるだろう。
朝飯 菠薐草のおひたし、紅白なます、銀鱈の煮付け、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、けんちん汁
昼飯 ラーメン
晩飯 菠薐草の胡麻和え、2種の天ぷら、松前漬け、鯛の網焼き、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、塩鰹のふりかけと梅干しを添えた白粥、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)