2020.11.4 (水) 風説
「床暖房の上にベッドを置くと、布団はいつも乾いて暖かい」とは、40年ほど前に、おばあちゃんの姉に教えてもらったことだ。教えてもらっても、それから30年ちかくも僕の寝室に床暖房は無かった。だからそれを試すこともなかった。
2013年秋の改装で、ようやく寝室に床暖房が入った。今年はその電源を10月の上旬に入れた。そして数日前よりようやく、布団にぬくもりを感じるようになった。床からの暖気がベッドマットに蓄えられ、敷き布団を温めるまでにひと月ちかくを要した、ということなのだろうか。あるいは、今年の設定温度が昨年のそれより低かったのかも知れない。
今朝は1時34分にいちど目を覚まし、次に気がつくと4時38分になっていた。遠くで工事の音が聞こえいる。起きて洗面所のカーテンをすこしずらすと、その工事は遠くではなく、目の前の、春日町の交差点で行われている歩道の補修だった。
13時、セキネ耳鼻科のセキネ先生が助手ひとりを伴って来てくれる。そして希望した社員、結局は産前産後休業などに入っている者以外の全員が、インフルエンザの予防接種を受ける。
今春、新型コロナウイルスがはやり始めたころには「気温が上がるにつれて感染力は弱まる」とされ、多くの人がそれを信じた。しかし夏になっても、そのような傾向は遂に現れなかった。「気温が下がればウイルスはふたたび猛威を振るう」という、誰が言い出したか知れない説も、外れてくれれば有り難い。
朝飯 納豆、蓮根のきんぴら、「なめこのたまり炊」のフワトロ玉子、油揚げと蕪の葉の炒りつけ、蕪の浅漬け柚風味、鮭の「日光味噌」漬け焼き、らっきょうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と長葱の味噌汁
昼飯 柿の葉鮨
晩飯 うずら豆、細切り人参の炒り煮、榎茸と菠薐草のおひたし、里芋と椎茸の炊き合わせ、大根おろしを添えた肉だんご、「本物のワインで漬けた本物のワインらっきょうリュビドオル」の粒が小さすぎてはねた分、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)