トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2020.10.30 (金) 玄妙な味

午前、東京からおふたりが商談のためお見えになった。先ずは隠居にご案内をし、あれこれの話の後、蔵に入っていただく。案内役は僕と長男が務めた。事務室へ移動をして後は、より具体的な打合せをした。時刻は11時50分。その時間であれば「昼食でも」ということになる。

わが町が「蕎麦のまち今市」と地域を売り出し始めたのは、いつごろのことだっただろう。2市3町村が合併して新しい日光市ができて以降は「蕎麦のまち日光」と改められて今に至る。

フランス人はワインをよく女の人に喩えるという。蕎麦は僕には篠田桃紅の感じがする。ラーメンやスパゲティの美味さは分かりやすい。それらにくらべて蕎麦の玄妙さは中々に解釈が難しい。こと蕎麦においては、僕の舌は子供並みなのかも知れない。

街の真ん中に渋滞が起きている。今秋のそれは多く、日光宇都宮道路の今市I.C.から鬼怒川へ向かう会津西街道に発生している。加えて今日は日光から宇都宮へ向かう日光街道も、また流れが渋くなっている。つまりウチの目の前で交わる2本の国道が詰まっている。そのため日に何度も売場を見に行く道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へは、自転車で往復をした。

平日がこの有様であれば、飛び石を含む明日からの4連休には、渋滞はどれほど長くなるだろう。「毎日が日曜日」という方は特に、紅葉狩りは連休明けになさるのが賢明である。


朝飯 納豆、菠薐草のおひたし、目玉焼き、油揚げとカブの葉の炒め煮、みょうがのたまり漬、鮎の甘露煮、メシ、けんちん汁
昼飯 「玄蕎麦河童」の北海道産と栃木産の二種盛り、天ぷらの盛り合わせ
晩飯 めかぶの酢の物、蓮根のきんぴら、菠薐草のナムル風、鯛の煮こごり、生のトマト、「ふじや」から持ち帰って家で焼いた餃子、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000