2020.10.13 (火) ジグザグ
右下のいちばん奥、40年以上も前に抜いた親知らずのひとつ手前の歯に、今年の春から異常を感じるようになった。水にもお湯にも沁み、また菠薐草のおひたしなど、それほど硬くないものを噛んでも痛みを覚えるようになった。
かかりつけの、大井町にあるソーマ歯科室での最初の診察は7月だった。そして本日、その治療は完了した。傷んだ歯には、ジルコニアの冠がかぶせられた。施術が終わってみれば、一体全体、治した歯はどれだったか思い出せないほどの、完璧な噛み合わせがよみがえった。ソーマ歯科室の真骨頂である。
それはさておき今日は、治療の直前に会社から電話が入った。そのことから生じる、あるいは生じるかも知れないことに想像をめぐらせて、床屋にかかる計画は諦めた。以降は日暮里、上野とめぐって有楽町から銀座に戻るという、合理的な経路を好む僕としては珍しく、ジグザグの移動となった。
地下鉄銀座線で浅草に着いたのは19時55分。すこし前までなら20:00発の下り特急に間に合ったところだ。しかし現在はダイヤが変わり、その列車は19:49発になっていた。よって1時間ほど散歩をして、次の20:59発に乗る。
ダイヤとは、その路線で最も大きな駅が「ちょうど発」を主張すると、むかし本で読んだことがある。現在の半端な発車時刻は、一体全体、どのような理由によるものだろう。
朝飯 蓮根の梅肉和え、納豆、舞茸の天ぷら、茄子の揚げ浸し、菠薐草と榎茸のおひたし、胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と3種の茸の味噌汁
昼飯 「ドトール」のジャーマンドッグ、コーヒー
晩飯 「よし田」のわかめ酢、鮪の山かけ、蛸の刺身、盛り蕎麦、「菊正宗」の「生貯蔵酒」(冷や)