2017.2.16 (木) ひとりめし
メール、メール、またメール。電話、電話、また電話。書類、書類、また書類。ある人にとっては未知の領域について相談をされ、僕においてはそれは既知のことだったので説明をして。というようなこと繰り返すうち、早くも夕刻を迎える。
クリスマスのころにくらべれば日は圧倒的に長くなり、しかし現在は17:00閉店の冬時間を採用している。よって終業後にミーティングをしても、空はいまだ明るい。その明るさが、僕を不思議な気分にさせる。
自炊は嫌いではないから夕刻、仏壇の花と水とお茶を下げてその器を洗えば即、料理に取りかかる。料理とはいえ僕の場合にはいい加減なものにて、野菜はただ刻んで酢と塩と油をかけるだけ、パンは焼くだけ、ロールキャベツは取り寄せたものを家内が作り置いたスープに投入して温めるだけ、ワインは栓を抜くだけ。そんなところである。
そうして普段はできない行儀の悪いこと、すなわちテーブルの上に南の国の地図だの時刻表だのを広げ、それを読んだり眺めたりしながらひとり夕食を摂る。結構、楽しい。
朝飯 筑前煮、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」を薬味にした冷や奴、しもつかり、胡瓜の古漬け、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 カレーライス、らっきょうのたまり漬
晩飯 トマトとレタスのサラダ、パン、“neu frank”のロールキャベツのスープ煮、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”