2020.9.17 (木) 秋茗荷
近隣の農家からのしその実の買い入れは、今月1日から始まって14日に完了した。
しその実はその芳香から揮発性の成分でも持ち合わせているのか、山に積んでおくとみずから熱を発し、黒変して使い物にならなくなる。
しその実の下ごしらえに当たっては、1,000リットルの容量を持つ水槽を3つ、用意する。そして農家から届けられるなり、この水槽の中で流水で揉みつつ3回、洗う。次は遠心分離器で脱水し、塩と混ぜて冷蔵庫に格納する。ここまですれば、しその実は決して劣化しない。
しその実の今年の買入量は、昨年にくらべて15パーセントの増になった。
一方、茗荷の買い入れは盆明けに始められ、今も続いている。出始めて間もない茗荷はいまだ小さくて、ウチの漬物には使えない。必要な茗荷は、秋のものに限られる。
今日もまた、大げさに言えばカブト虫ほどの茗荷が数十キロほども届いた。しその実と同じく、茗荷もできるだけの量を確保したい。
朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、舞茸と獅子唐の天麩羅、焼き鮭、刻みオクラを薬味にした納豆、すぐき、夏太郎らっきょう、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のオムライス(ケチャップかけないでね特注)
晩飯 無花果と生ハムのサラダ、2種のサンドイッチ、TIO PEPE