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清閑 PERSONAL DIARY

2020.9.12 (土) 確保

四半世紀ちかく前のこと、ある家で昼にうどんを振る舞われた。そのうどんは炒めた茄子とピーマンを投入した熱い味噌汁をつけ汁とするもので、初見の僕は大いに驚いた。あるいは不気味さを感じたと言った方が適当かも知れない。恐る恐る口にしたそれは、しかし案に相違してとても美味かった。

何年か前には農家の娘、その、僕も知る綺麗な人が「うどんは味噌だ」とfacebookに上げていた。「やはりこのあたりのうどんは味噌だったのか」と、再度、僕は認識をした。認識をしても、それは僕だけの経験だから、いくら言って聞かせても、家内がそれを作ることはなかった。

恐らくは北関東、東関東、それに東北南部で食べられているだろう、その味噌のつけ汁によるうどんを、あるとき長男が痺れを切らせたようにして作った。「なにこれ、美味しい」というのが、それを口に入れた瞬間の、家内の感想だった。「だから作れってしつこく言ったじゃねぇか」である。

この「なすPうどん」を各ご家庭でお作りいただける、茄子、ピーマン、生うどん、日光味噌のあれこれ、それに市場には出回らない、樹上で完熟した梨を同梱した商品が明日、ウェブショップでご予約をくださったお客様に宛てて出荷をされる。

ピーマンについては、前々から目を付けていた人がいる。そのタナカシンさんに今朝は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で声をかけ、必要な量を、あらかじめ確保する。茄子、生うどん、梨についてももちろん、準備は万端である。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、大根おろしを薬味にした納豆、焼き鮭、細切り人参の炒りつけ、しょうがの昆布漬け、らっきょうのたまり漬、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 「大貫屋」の塩チャンポン麺
晩飯 筑前煮、若布とオクラの酢の物「しいたけのたまり炊」を具にした厚焼き玉子なめこの味噌汁、トマトとキャベツのサラダ、豚肉の味噌漬け焼き(試作品其の一)同(其の二)同(其の三)、ABSOLUT VODKA(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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