2020.8.30 (日) 味噌汁調理法
朝の味噌汁は、煮干しでだしを引いている。なぜ煮干しかといえば、扱いが簡単だからだ。「だしパックの方が簡単だぞ」と言われれば、簡単すぎても面白くないのだ。便利そうなものに限って不便、ということもある。
煮干しを使う際には生臭さを避けるため、先ずは頭と内臓を取り除けと料理の本には書いてある。僕はそれをしない。産地と質を選べば臭いは気にならない。
煮干しの量については「水1リットルに対して30グラム」あたりの説明が多い。僕の場合、水が1リットルなら煮干しは重量にして100分の1の10グラムで充分だ。これまた煮干しが上質であれば、その量で何も問題はない。
夜、必要な量の水を小鍋に入れ、重量比にして100分の1の煮干しを投入する。翌朝は、その鍋から煮干しを取り出して、だし引きは完了である。夜に準備をし忘れたときには、朝、おなじ割合の水と煮干しを水から煮立て、沸騰したら煮干しを取り出す。両者をくらべると、前の晩から用意しただしの方が、圧倒的に美味い。
夜は大抵、酔っている。だしの準備は忘れがちだ。今朝もまた、煮干しを投入したばかりの水を煮立ててだしを引いた。味噌の量は「ちょっと足りないかなぁ」くらいがちょうど良いと思う。
朝飯 牛肉のすき焼き風、納豆、「なめこのたまり炊」の冷や奴、焼き鮭、小茄子の塩漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布の味噌汁
昼飯 茄子とピーマンの冷や汁で食べる冷や麦
晩飯 キャベツとベーコンの味噌汁、「しその実のたまり漬」を薬味にした冷や奴、茄子の味噌炒り、プリックナムプラーと謎の調味料で食べる2種の焼売、トマトと胡瓜とレタスのサラダ、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、樹上完熟により市場には出まわらない「秋沢農園」の梨