2020.8.19 (水) 「嫌い」と言われれば仕方がない
朝の空の美しさは、日の出と共に失われる。しかしそれを境にして、今度は山が輝き始める。この朝の数時間があるから、僕は休みなく働き続けることができるのだ。
きのうの夕刻、仏壇から白菊を下げて処分した。暑さにより、生花は冬の3分の1ほどの日数しか保たない。そしてその代わりとして、妹の同級生が妹の祥月命日に送ってくれ、飾った後は保存しておいたプリザードフラワーを置く。
熱中症により亡くなる人の数を、テレビのニュースが盛んに報じている。今夏の都内の死者は100名超。「昼だけでなく夜間も冷房を適切に使用し…」と、アナウンサーや気象予報士は、日に何度も呼びかけている。
オフクロは若いころから冷暖房を嫌った。晩年はその傾向が更に強まった。「冷房は嫌いなんだよ」と言うから扇風機を買ってきたところ「扇風機も嫌いなんだよ」と、遂に使わなかった。「この調子では冬も厄介だ」と心配をしていたところ、冬が来る前に亡くなった。
「本当の梅雨明けは、実は今日ではなかったか」とこの日記に書いたのは今月11日のことだ。「梅雨明けからの10日間がもっとも晴れる」という同級生コバヤシヒロシ君の言葉を信じるならば、この暑さもそろそろ峠、という気はする。個人としては、太平洋の高気圧には、できるだけ長く居座って欲しいところではあるけれど。
朝飯 茄子と乳茸の炒りつけ、生玉子、ハムと玉葱のサラダ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、発芽ニンニクの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、らっきょうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とツル菜の味噌汁
昼飯 茄子と乳茸のつゆで食べる冷や麦
晩飯 冷やしトマト、塩らっきょう「夏太郎」、冷や奴、黒豆納豆、麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)