2020.8.5 (水) 着々と
きのう、おとといの日記に書いたようなわけで、隠居では本職の3人により撮影が行われているだろう。「だろう」と人ごとのように書くには理由がある。新しい受注方法につき、その仕組みを開発した会社から連日、事務係のカワタユキさんは電話で使い方を教わっている。事務係は他にツブクユキさんもいるけれど、僕もまた事務仕事を手伝うのだ。
そうして待機をしているところに「いつから茗荷を買ってくれるのか、その知らせが無いから心配をしている」と、女の人から電話が入る。たまり漬の原材料となる茗荷は、毎年お盆を過ぎると買い始める。そしてそれを報せるハガキはお盆の直前に投函する。しかし今しがたの電話を受けて「他にもそわそわしている農家があるかも知れない」と、即、ハガキの準備に取りかかる。
茗荷としその実を買い入れる時期は、先日の場長会議で決めていた。案内の文章も、既にしてできている。ハガキの購入、本文の印刷、宛名の印刷、投函と、すべてひとりでこなす。これくらいのことなら僕もひとりでできるのだ。
午後も半ばを過ぎるころ、仕事の合間を見計らって隠居へ行ってみる。撮影は香盤表にしたがって、着々と進められていた。
朝飯 蓮根のきんぴら、炒り豆腐、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、生のトマト、メシ、トマトとピーマンの味噌汁
昼飯 「報徳庵」の湯波の刺身、とろろ蕎麦
晩飯 「和光」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「吉四六」(オンザ日光の天然氷)