2020.7.21 (火) 早いとこ降っちゃえ
早朝、窓を開けて、食堂に鳥の声を招き入れることは、生活の中にある楽しみのひとつだ。おとといも、またきのうも晴れて、食堂には複数の鳥の、ピッピッピッピッピッとか、キリッキリッとか、ガーガーとか、チュロリチュロリ、という声が絶え間なく届いた。
ふつか続きの晴れは「これで梅雨明けか」という思いを僕に与えた。しかし元の木阿弥というか何というか、今朝はまた、街は霧の底に沈んだ。湿り気の粒が家の中に入ってきそうな気がするから、窓は開けない。
今年の、子供の夏休みは短いという。「コロナ」により学校の日程が滅茶苦茶になったせいだ。ウチに学齢期の子供がいないから、その滅茶苦茶の具合や夏休みの日数については、僕は知らない。夏休みが短ければなおのこと、子供たちのためにも、そのあいだは夏らしい晴れが続いて欲しいものだ。
夕刻に至って「梅雨は雷に始まり雷に終わる」という言い伝えを忘れていたことに気づく。この夏は、その雷雨が、いまだ来ない。「早いとこ降っちゃえ」と、願わずにはいられない。
朝飯 助六寿司、らっきょうのたまり漬、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 ざるラーメン
晩飯 冷やしトマト、らっきょうのぬか漬け、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、茄子と南瓜と人参の素揚げ、カレーライス、Old Parr(ソーダ割り)、わらび餅、Old Parr(生)