2020.7.7 (火) 褒美
毎年、2月の後半にタカシマヤ東京店の「老舗名店味紀行」に、また9月の後半にはタカシマヤ新宿店の「美味コレクション」に、それぞれ1週間の出店をさせていただいてきた。今年の2月も、また例年のとおりだった。しかしその直前から広がり始め、いまだに収束しない社会の混乱については、誰もが知るところだ。それを受けてのことだろう、夏から秋にかけての催しに変化が出てきた。
タカシマヤさんでの出張販売に際しては、毎回、お知らせをお客様にお送りしている。その催しに変化が生じれば、お知らせの内容や方法も、それに合わせて調整をする必要がある。
午前、きのう長男と錬った内容を2枚の紙に印刷し、それをコンピュータと共に持って4階の食堂に上がる。「ちかくまで参りましたので、お寄りしてみました」などという人がやたらに来る事務室では、精密な仕事はできない。そして小一時間ほどもかけて「条件付き小計」や「繰り越し演算」や「検索と消去」などを繰り返すうち、端正な結果が得られた。
そういう次第にて昼は「大貫屋」のタンメンを、自分への褒美とする。
朝飯 獅子唐の天ぷら、スペイン風目玉焼き、ホウレンソウのソテー、万能葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、しょうがのたまり漬、メシ、蕪の茎の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のタンメン
晩飯 トマトのすり流し、椎茸と菠薐草のおひたし、鰆の「日光味噌梅太郎白味噌漬け」焼き、夏野菜の炒め煮びたし、松かさ焼き、「渡邉佐平商店」の「純米地酒焼酎」(お湯割り)