2020.6.22 (月) 迂闊にも
“Happy Summer Solstice!! I do a party alone at the mini balcony.”と、僕より何十歳も若い人が、ドイツの下宿での様子をfacebookに上げていた。それを目にしてはじめて、今年の夏至は既にして去ってしまったことに気づいた。
暗鬱な冬が峠を越し、その日を境として昼の長くなり始める出発の日が冬至だ。クリスマスは、この冬至の祝いが形を変えたものと言う人がいる。とすれば夏至は、それから半年後にようやく至る、ひとつの頂点だ。だからこれを”Happy Summer Solstice”と喜ぶ人がいるのは当然だろう。
日本にはそれを祝う風習が無いから誰も言わずにいるけれど、1年のうちで僕がもっとも嬉しく感じる日は多分、夏至だ。その夏至を迂闊にも気づかず過ごしてしまったのは、きのうの朝の空が雲に覆われていたせいだ。
ところで今は梅雨の最中にある。今年の降雨量は平年にくらべて多いのだろうか、少ないのだろうか、あるいは平年並なのだろうか。梅雨入りから10日ほどしか経ていないところからすれば、そのような比較は、いまだする時期ではないのかも知れない。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の庭にはいま、紫陽花が盛んに咲いている。梅雨が去ってむせかえるような夏が来たときに咲く花は何だろう。
朝飯 牛肉と玉葱のすき焼き風、納豆、グリーンピースの玉子とじ、冷や奴、生のトマト、ごぼうのたまり漬、胡瓜のぬか漬け、メシ、大根と胡瓜の味噌汁
昼飯 「金谷ホテルベーカリー」の2種のパン、ホットミルク
晩飯 春雨サラダ、山芋の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、焼売、鶏の唐揚げ、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)