トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2020.6.7 (日) the cream of…

「汁飯香の店 隠居うわさわ」が営業の自粛から徐々に元の形に戻りつつあることは、先月29日の日記に詳しく書いた。重複する部分もあるが繰り返せば、先月の30日から、お客様のお受け入れを再開した。しかしお出しできるものは、お飲み物、茶菓、たまり漬の盛り合わせ、一汁五菜弁当に留めた。そこにきのうからは「汁飯香」つまり土鍋炊きのごはん、漬物の盛り合わせ、味噌汁、そして甘味のセットが加わった。

その初日であるきのう、この「汁飯香」の再開を待ちかねたお客様が、ご家族でいらっしゃってくださった。そのころ僕は生憎と「Zoom講義」の最中にあってご挨拶はできなかったが、とても有り難く感じた。そして今日もまた、常連のお客様が「汁飯香」を求めてご来店くださった

隠居においでくださるお客様の多くは、先ずはおかずの多い「一汁五菜膳」をご注文になる。しかし何度かお出かけになるうち徐々に、簡素な「汁飯香」にお好みの移っていく傾向がある。

1982年、僕はバラナシの、小さく軒の低い本屋で”The cream of yoga”という薄い冊子を買った。”cream”には「神髄」という意味もあったと思うがどうだろう。「汁飯香」もあるいは朝食の、ひとつの究極なのかも知れない


朝飯 白粥、蓮根のきんぴら、蛸と里芋の炊き合わせ、カキ菜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、切り昆布の人参と豚三枚肉の炒り煮、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」
昼飯 冷やし中華、らっきょうのたまり漬
晩飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」のトマトのすり流し、菠薐草と海苔のナムル風、春雨サラダ、焼き餃子麦焼酎「むぎっちょ」(ソーダ割り)「共働学舎新得農場」のチーズ「レラ・ヘ・ミンタル」、Old Parr


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000