2020.6.1 (月) 同型同色
暗闇の中に目を覚ます。手の届くところにiPhoneは無い。だから現在の時刻を確かめることはできない。たとえ目をつぶっていたとしても服装を整えることができるのは、タンスの整頓が行き届いているからだ。タンスの引き出しにはおなじ白いシャツ、おなじ黒い靴下ばかりが納めてあるから、いちいち選ぶ必要がない、ということもある。持ち物の数が少ない、あるいは持ち物の種類が少ないことは、快適さと便利さを生む。
おなじシャツといえば、失敗を重ねながら、いまだ治らない癖がある。それは、おなじ服を色違いで揃える、という癖だ。色違いを揃えても、結局はもっとも気に入った色のものしか身につけない。それ以外は無駄な出費、空間の無駄な占有となる。そのことに薄々気づいていながら、またまたおなじことを繰り返す。この悪癖からは、そろそろ抜け出さなくてはならない。
「要所においては、シャツの色は白に限るべし」と高城剛が書いたのは「サバイバル時代の海外旅行術」の中で、だっただろうか。この本は次男に譲ってしまったため、いまは手元に無い。
朝飯 トマトと玉葱とズッキーニの雑炊、ごぼうのたまり漬、山椒の佃煮
昼飯 ラーメン
晩飯 油揚げと茗荷の炊き合わせ、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、大根おろしを添えた焼き茄子、鯖の味噌煮、鶏肉団子と絹さやの味噌汁、「山本合名」の山廃純米「天杉」(冷や)、「久埜」の栗羊羹、Old Parr(生)