2020.5.30 (土) 迂闊だった
半袖のポロシャツ1枚で自転車に乗れる日が、ふたたび戻ってきた。きのう今日と二日つづけて、空には入道雲が立ちのぼっている。空気は二の腕に心地よく、青みを帯びた光は目に眩しい。
紫外線を避けるメガネをかけるべしと、おととし白内障の手術を受けたオーミヤナナサト眼科で言われた。メガネはすぐに作った。しかし南の国で外にいるときにしか、僕はこれを使わない。視力に恵まれていた僕には、メガネがひどく鬱陶しく感じられるからだ。
「庭で食事ができたら、さぞかし気持ちが良かろう」というお客様の声にお応えをして、日除けの傘と机と椅子を、きのう長男が手に入れてきた。暑くない限り、寒くない限り、雨に濡れない限り、机と椅子がある限り、僕は外で飲み食いすることを好む。その僕が、庭での食事に思いを致さなかったのは迂闊だった。
朝の仕事を終わらせて、10時30分に隠居へ行く。隠居は今、魅力的な緑陰にあふれている。その光と緑を、ニコンの大きなカメラに記録する。
真新しい傘と机と椅子は、夏の終わりまで使うことができるだろう。
朝飯 牛丼、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」と「おばあちゃんのふわふわ大根」、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 切り昆布と人参と豚三枚肉の炒り煮、揚げ湯波とカキ菜の炊き合わせ、梅干し、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、ごぼうのたまり漬によるお茶漬け
晩飯 ユミテマサミさんの畑のトマトによる冷やしトマト、「あづま」から持ち帰ったチキンカツ、ABSOLUT VODKAとNOILLY PRAT DRYのソーダ割り、「久埜」の栗饅頭、Old Parr(生)