2017.2.1 (水) 予備も含めて
きのうの朝の味噌汁は量が少なかった。長崎のダシ屋から買った煮干しの、最後に残った頭や尻尾や皮など細かい部分ばかりでダシを引いたところ、それらに水が吸い取られてしまったことによる。今朝からは、その煮干しが築地のダシ屋から届いたものにかわる。
長崎の煮干しは中ほどの大きさで綺麗な銀色だった。今度の煮干しには太平洋のものも、また日本海のものも混じる、大ぶりで背中の黒いものだ。
きのうまでの味噌汁と今朝の味噌汁の風味の差は、素人が何も知らされないまま飲めば気づかないほどのものだろう。そうだとしても、専用の小さな鍋であれこれするのは楽しい。
強い酒を生で飲むためのショットグラスのうち、このところ気に入って使っているのは、家内が旅の土産として持ち帰った、腰蓑を着けて踊る女の人の絵柄の安物である。そのグラスの絵がこのところ急に薄くなったのは、食器洗浄機で洗ったことが原因だという。惜しいことをしたものだ。その店をふたたび訪ねることがあれば、そしてその棚にいまだこのグラスが並んでいれば、ぜひまた買ってきて欲しい、予備も含めて。
朝飯 里芋と鶏挽き肉の淡味炊き、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、鮭の昆布撒き、「しいたけのたまり炊」と万能葱の玉子焼き、納豆、らっきょうのたまり漬、大根の甘酢漬け、メシ、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 鍋焼きうどん
晩飯 “TIO PEPE”、ワカサギの南蛮漬け、ジャガイモとソーセージのカリカリ焼き、2種のキノコのスパゲティ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、“Glenfiddich”(生)