2020.5.26 (火) よほど高級
自分の記憶に残る本を7日間に亘って紹介し、且つ1冊ごとに次の人を指名していくという奇怪な連鎖が、すこし前よりfacebook上に発生した。そのようなもの対して、僕は距離を置く性格である。しばし傍観をするうち、しかし僕も遂に、自由学園でひとつ上のカワハラミチヒロ君に名指しをされてしまった。
真面目で、下級生の粗相にも寛容だったカワハラ君に言われては仕方がない。今月12日より、僕も本の紹介を始めた。ただし、自分から先へは繋げない。人に何ごとかを頼むことは、僕にとっては気の重い行いだからだ。
その「ブックカバーチャレンジ」と呼ばれるものは、7日間を期限としている。僕は活字中毒だから、続けようとすれば1年でも続けられる。本日、facebookに上げた本は11日目のそれだった。
応接間から北東に延びる細い廊下の両側は、畳にして7枚分ほどの面積の棚を、本が埋めている。長男の本棚も、おなじほどの大きさだろうか。それに対して嫁のモモ君と次男は、本はほとんど読まない。
本などはほとんど持たず、日曜大工で家の補修をしたり、家庭菜園で茄子やトマトを収穫する人の方が、南の国のプールサイドに寝転がり、終日、本を読んで過ごす僕よりも、よほど高級と思う。
朝飯 だし巻き玉子、蕗の醤油煮、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、カキ菜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、薩摩芋の蜜煮、切り昆布と人参と豚三枚肉の炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 焼きうどん
晩飯 蛸と里芋の炊き合わせ、三つ葉のおひたし、豆腐ステーキ、揚げ湯波とカキ菜の炊き合わせ、らっきょうのたまり漬、梅干しのおむすび、「山本合名」の山廃純米「天杉」(冷や)