2017.1.30 (月) 辺境
寝たのは0時すぎだったにもかかわらず、目を覚まして枕頭のiPhoneを見ると、時刻はいまだ4時台だった。非喫煙者に割り当てられたロイヤルルームは、洋室と和室によるふたつの寝室を備えている。僕は極端な早寝早起きであることを申告し、ひとり和室で寝た。よって誰に遠慮をすることもない、即、起床をしてコンピュータを開き、きのうの日記を書く。
いまだ暗いうちからカーテンを開け放つ。外が徐々に明るくなってくる。昨夜半に降り始めた雨は上がっていた。沖の一角には日も差している。昨夜みなで確認した7時30分に、食堂に降りる。
9時にホテルを出る。立ち寄った那珂湊の魚市場でノドグロ3尾を買う。宇都宮を経由して昼前に帰社すると、僕の不在のあいだに宇都宮での仕事ができていた。よってホンダフィットの運転席に乗り、今しがた下ってきたばかりの日光宇都宮道路を、今度は宇都宮を目指して上っていく。
晩のおかずはノドグロの煮付けだった。動物であれ魚であれ、肉よりは、耳、尻尾、爪先、皮、鰭、目玉、内臓などの、いわば「可食部の辺境」とでも呼ぶべきところの方が好きだ。そして今夜のノドグロにおいても、エラの後ろにニューッと突き出たコリコリの部分は家内の分ももらって食べる。
朝飯 「ホテルニュー白亜紀」の朝のブッフェ
昼飯 「丸亀製麺」のホーボー天ぶっかけうどん、明太子のおむすび
晩飯 エノキダケと三つ葉の酢の物、ノドグロの煮つけ、「大七酒造」の「皆伝純米吟醸」(燗)