2020.4.26 (日) 知らないあいだに
このところ、もっとも多いお問い合わせは「お店、やってますか」というものだ。何しろ、あの三越や伊勢丹、松屋のような大百貨店が「当面のあいだ」という、期限を設けない形で休業中である。きのう日光の旧市街に出かけた人の話によれば、東武日光駅から神橋までの2キロのあいだに、歩いている「地元の人でなさそうな人」は、たったのふたりだったという。「お店、やってますか」の電話も「むべなるかな」だ。
そのようなお問い合わせに挟まれるようにして「汁飯香の店 隠居うわさわ」の「一汁五菜弁当」のご予約が入る。中には、おとといの新聞折り込みチラシなど配られようもない宇都宮や鹿沼からの電話もあり、不思議に感じた。そうしたところ「新聞に載ってました」と、事務係のツブクユキさんが教えてくれた。きのうの下野新聞を第1面からめくっていくと、その記事は第8面「とちぎ経済」の片隅に、しかしカラー写真と共にあった。とても有り難い。
さて、そうするうちにも弁当のご予約は入り続け、今週水曜日までの分は、すべて予定数を満たしてしまった。そして来月2日の土曜日から6日の水曜日までの「2回転目」も、日によっては「残り5食」のところまで表に正の字が並んだ。
全国に拡大された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は、果たして最初に切られた期限である来月6日に解除されるのか、それとも延長されるのか。延長されれば「隠居うわさわ」の営業自粛も、更に続けることになるだろう。その場合には、弁当の宅配と店頭お渡しは、どうするか。
4時起きで弁当の準備に当たっている家内のために、夜は長男がステーキを焼いた。
朝飯 揚げ湯波、納豆、唐辛子の味噌炒り、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、梅干し、ごぼうのたまり漬によるお茶漬け
昼飯 ラーメン
晩飯 トマトとレタスのサラダ、2種の茸とブロッコリーの乾煎りとじゃがいものソテーを添えた、たまり漬「鬼おろしにんにく」と「刻みザクザク生姜」によるソースで食べるビーフステーキ、San Pedro Castillo de Molina Cabernet Sauvignon 2017、“LE COFFRET”のフルーツケーキ、Old Parr(生)