2020.4.13 (月) すべきことはたくさん
先月28日に開店した「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、土日月の週に3日の営業だから、お客様をお受けするのは今日が9日目にあたる。その9日のあいだに、既に3度もご来店くださったお客様がお二人いらっしゃる。2度ご来店くださったお客様も、またお二人いらっしゃる。
隠居で働く家内、長男、タカハシリツコさんに稽古を付けてくれた懐石料理屋「了寛」のタマキノリヒロさんが「間違いなく繁盛します」と開店前に真顔で断言をした、その言葉はあながち外れではなかったかも知れない。
上記のように「隠居うわさわ」は、いまだ9日間しか営業をしていない。しかし、これより政府が発令した緊急事態措置の期限5月6日まで、営業を自粛する。営業再開については、その5月6日が近づいたころに、また判断をする。楽観主義によるものか、あるいは神経の鈍さによるものかは不明ながら、その間、臥薪嘗胆のような辛いことにはならないと、僕は考えている。すべきことは、たくさんあるのだ。
今日は雨が降っている。「隠居」の開店に際して、お付き合いのある方々からいただいた胡蝶蘭をはじめとする花の数々は、いまだ届いたばかりのように元気だ。明日あさっては、それらを本店へ運ぶことから仕事は始まるだろう。
朝飯 炒り豆腐、納豆、鶏の笹身とピーマンの素揚げ、油揚げと蕪の葉の炒り煮、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と菜花の味噌汁
晩飯 じゃがいもと長葱のすり流し、刺身湯波、酢蓮、菠薐草の胡麻和え、牛蒡と人参のきんぴら、株と胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばちゃんのホロホロふりかけ」を混ぜ込んだおむすび、「大七酒造」の「皆伝純米吟醸」(冷や)