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清閑 PERSONAL DIARY

2017.1.24 (火) トンカツデー

20名の社員のうち5名が妊娠、あるいは出産を経て産休、はたまた退職という非常事態にできるだけ人員を確保するため、僕は11時30分から、家内は13時30分からと、その 昼休みを分けることにしたのは昨年9月のことだ。

ところが今日は事務係のツブクユキさんが、その11時30分に、女性のお客様用トイレに溢水を発見した。連絡をしたカトー興行のカトーヨーイチさんはすぐに駆けつけてくれた。地下パイプの詰まりは男性用のトイレにまで及び、一時は専門の業者を呼ばなくてはならないかと懸念をした場面もあったけれど、何とか復旧をした。

この一件で僕の昼食は13時30分まで遅れた。お茶漬けで簡単に済ませようと考えていたところ「私がつくって上げるよ」と、おひつに残っていた米飯すべてを投入したような、山盛りのカツ丼を家内は仕上げてくれた。

夕刻、腹が減らずに胃薬を飲む。今日は日本酒に特化した飲み会「本酒会」の例会日で、月ごとに変わる会場は、今回は二宮神社の参道にある「とんかつ一彦」である。

19時15分、冷えに冷えた4本の四合瓶を紙袋に入れ、日光街道を下る。「とんかつ一彦」の、まるで隠れ家のような2階の四畳半に席を占める。そしてサクサクの上出来なカツを含む酒肴にて4種の日本酒を飲む。

今夜の食べ物はその酒肴に留まらず、締めの食事はメニュの中のどれでもかまわないから注文してくれという。そう言われて最高値付近を選ぶのはさもしい行いである。結局は店主の薦めにしたがい、しかしそのロースカツは包んでもらって家への土産とする。


朝飯 納豆、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、鰯の梅煮、エリンギと小松菜の胡麻和え、すぐき、明太子、らっきょうのたまり漬、メシ、万能葱の味噌汁
昼飯 カツ丼、胡瓜と蕪のぬか漬け
晩飯 「とんかつ一彦」の酒肴あれこれ、4種の日本酒(冷や)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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