2020.3.13 (金) 準備は着々と
朝食に特化した「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、3月20日(金)、21日(土) 、22日(日)の3日間に、関係各方面の方々をお招きして内覧会を催べく、その招待状は先月の29日にお配り、あるいは投函をした。
そのころ政府は、新型コロナウイルスによる肺炎の蔓延を防ぐため、多くの人の集まるスポーツの試合や文化活動の、3月15日までの中止を国民に要請していた。3日間、6回に分けて開く内覧会は席数の関係から、いずれも10名様前後の集まり、且つ開催日も、3月15日およびそれ以前には重ならない。
ところがその後、この未知のウイルスによる状況は日を追うごとに激変し、僕がタイにいるあいだに、家内と長男は内覧会の延期を決めた。それをお知らせするための文書もお配りし、また投函もした。
内覧会は延期をしたものの、今月28日の開業の日から、予約は既に、複数のお客様よりいただいている。よってこれへの準備は毎日、途切れることなく続いている。そして今日は、お米を炊く土釜の具合を確かめるべく、隠居の厨房にて簡単な昼食を家内が用意した。
日光市髙百地区で棚田を営むヤギサワヒロシさんの「ゆうだい21」は、僕には初めて味わうお米だった。ひとくちを咀嚼して、これは、ウチのおかずには極めて相性の良いものと確信した。お客様には、このお米と共に「汁飯香の店 隠居うわさわ」のおかず、漬物、味噌汁を、ぜひお楽しみいただきたい。地酒もあります。
朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、しもつかり、油揚げと小松菜と2種の茸の炊き合わせ、ホウレンソウのソテー、スクランブルドエッグ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、大根の味噌汁
昼飯 温泉玉子、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマト、マカロニサラダ、TIO PEPE、茹でたブロッコリーとエリンギのソテーを添えた豚の生姜焼き、大根と人参と胡瓜のぬか漬け、Petit Chablis Billaud Simon 2016、「みしまや」の人形焼き、Old Parr(生)