2020.3.7 (土) タイ日記(6日目)
その初回にお邪魔をし、以降、その6月の部に参加をしてきたバンコクMGは、今回で丸4年、第16回目を迎える。トンローsoi10のメジャータワーにある会場には、朝9時に入れると記憶をしていた。遅れてはいけないと、8時20分にホテルを出る。
トンローの大通りの範囲内なら、どこから乗ってどこで降りても8バーツの便利な乗り物が赤バスだ。これが来たら飛び乗ろうと、後ろを振り返りつつ歩くうち、遂にトンローsoi10まで来てしまう。時刻は8時30分。関係者の姿はいまだ見えない。
トンローは、バンコクでは洒落た通りと言われている。ちかくにスターバックスコーヒーのあることは知っている。しかしタイに来ながら星鹿印もないだろう。値段も高かろうと思う。すこし先の小路に店を出す、何年か前にも来たことのある飲物屋台で冷たいコーヒーを買う。価格は25バーツ。ふたたびメジャータワーに戻り、外でこれを飲みつつ誰かが来るのを待つ。
マネジメントゲームの初日の夜には交流会が催される。しかし僕は、夜には極端に弱い。おととしから、僕はその交流会には出ないようになった。会場へ向かいつつある一行とは、soi10のドンキホーテの前で別れた。そこに間もなく、バンコク在住の同級生コモトリケー君が到着をする。そして彼の会社のクルマでルンピニーまで移動をする。
コモトリ君はタイの国柄やタイ人の人柄は愛するものの、タイの料理はそれほど好まない。今夜はイタリア料理屋でご馳走になってしまった。
ホテルには、来たときのクルマで送ってもらった。そのあいだコモトリ君は、イタリア料理屋の隣のマッサージ屋でひと休みである。
トンローsoi1に近づいたところで速度を落とす運転手に「左に曲がってください」と案内をする。運転手は薄暗いsoi1にゆっくりと黒いワゴン車を走らせる。「真っ直ぐ、真っ直ぐ」と指示し、ホテルの前まで来たところで停まるよう言う。運転手には100バーツのチップ。
湯船に溜めた湯の中でくつろぎ、涼しい部屋で明日の準備をする。そのときやおら、隣の部屋が騒がしくなる。複数が声高に話し、部屋の戸を強く開け閉めし、更には壁に体をぶつけたりする。白人の騒がしさには、独特のものがある。
何度か廊下を覗ううち、遂に彼らの姿を捉える。「静かにしろ、眠れねぇ」と、強く抗議をする。時刻は21時20分。彼らはすぐに、静かになった。
朝飯 “SALIL HOTEL”の朝のブッフェ其の一、其の二
昼飯 バンコクMGで支給の弁当
晩飯 “Lido”のカプレーゼ、ポルチーニのリゾット、槍烏賊のフリット、カラフの白ワイン、コモトリ君が持ち込んだ”Tanqueray”(生)