2020.2.11 (火) 心ゆたかに
2月12日から18日までの7日のあいだ、日本橋高島屋で「老舗名店味紀行」という催しがある。場所は本館の地下1階。上澤梅太郎商店は、ここに参加をさせていただく。
準備は先月から怠りなく進められた。そして本日できたての品を載せて、長男と販売係のハセガワタツヤ君は14時に、使い初めのトヨタハイエースで会社を出発した。ハセガワ君は土曜日まで現場に詰め、日曜日からは代わってササキユータ君が売場に立つ。家内は昨年から東京に泊まり込むことを止め、日光と日本橋のあいだを通勤することになった。
これから8日か9日のあいだは、僕は夕食はひとりで摂る。暖冬とはいえ2月であれば、夜に外へ出る気はしない。出来の良し悪しは別として、自炊は一向に苦にならない。残り物や自作のあれこれに、ワインか焼酎さえあれば、心ゆたかに過ごせるというものだ。
終業後、ひと気のない製造現場に、明早朝に使う白衣や帽子やマスクを運ぶ。それから4階へ上がって湯船にお湯を溜める。タイマーは14分。そしていそいそと、夕食の準備に取りかかる。
朝飯 豚三枚肉と切り昆布の炒り煮、菠薐草のおひたし、厚揚げ豆腐の網焼き、細切り人参の炒り煮、鮭の焼き漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と大根の葉の茎の味噌汁
昼飯 玉葱と若布のうどん
晩飯 トマトのサラダ、おとといの夜に残った鶏肉とマカロニのグラタン、Petit Chablis Billaud Simon 2016、チーズ、Old Parr(生)