2020.2.1 (土) 食欲
目を覚ましてしばらくしても食欲は湧かない。仏壇に花と水とお茶を供えつつ、お茶のみをいただく。早朝の仕事に久しぶりに従い、そこから食堂へ戻っても、やはり食欲は感じない。そのうち社員の出てくる刻限になって、事務室へ降りる。
インフルエンザを経験したことのある事務係のカワタユキさんに、食欲について訊いてみる。快癒してから1週間ほどは、大して食欲は感じなかったという。包装主任のヤマダカオリさんによれば、インフルエンザの後は、食べたくて食べるのではなく、体力を保つために食べている感じだったという。
インフルエンザは、からだの各部に損傷を与える病気で、胃腸もその範疇に入る。治ってすぐのときには、その胃腸に負担をかけないよう、からだが食欲をしばし抑制する、という話も耳にした。「みんなもそうなのか」と、すこし安心をする。
ということは、来週あたりからまた、ほとんど常に腹を空かせ、あれやこれや食べたくて焦燥する、元の自分に戻る、ということだろうか。そして「蒲柳の質には、なりたくねぇよなぁ」と考える。
朝飯 生のトマト、豚三枚肉と切り昆布の炒り煮、揚げ玉、ごぼうのたまり漬、梅干しによるお茶漬け
晩飯 茹でたブロッコリー、“neu frank”のコンビーフ、千切りキャベツを添えた牡蠣フライ、TIO PEPE、Petit Chablis Billaud Simon 2016