2020.1.18 (土) 高等遊民でもないかぎり
むかし、海外ではじめての街に入った晩は、からだは疲れているものの、そして寝不足ではあるものの、神経が高ぶっているらしく、なかなか眠れなかった。あの身の置きどころの無さや焦燥感は、いまでもありありと思い出すことができる。
きのうの夜からずっと眠れずにいるのは、神経の興奮によるものではない。よって不快感は皆無だ。それでも、いつまで眠れなくては困る。「眠れなくてもいいじゃない、そのうち眠れるんだから」とオフクロは言った。しかし高等遊民でもないかぎり、睡眠時間の規則性は、ある程度は保たれるべきだ。
明け方にようやく1、2時間ほども眠って6時に起床する。
年末にくらべて時はゆっくりと流れている。とはいえ事務机の左手にかけたカレンダーは、ほぼ毎日、予定で埋まっている。あちらこちらに電話を入れる。複数の社員とあれこれについてすり合わせをする。この春から移動をする社員には辞令を手渡す。そして夜はほどほどに飲酒活動をして、早々に寝る。
朝飯 油揚げと蕪の葉とじゃこの炒り煮、納豆、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、切り昆布と豚三枚肉の炒り煮、白菜漬け、らっきょうのたまり漬、ふきのたまり漬、メシ、榎茸と長葱の味噌汁
昼飯 蕎麦
晩飯 トマトとレタスとチーズのサラダ、3種のパン、人参のなますとブロッコリーの鉄板焼きを添えた鶏肉とマカロニのグラタン、Petit Chablis Billaud Simon 2016、“Mr.CHEESECAKE”のチーズケーキ、Old Parr(生)